流氷の街網走!この大量の氷は一体いつ?どこからやってくるのか?

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厳寒のオホーツク海を埋め尽くす無数の氷!そう!
 
流氷です。
 
流氷の街網走は、秋から冬にかけて荒々しい波の音が轟く激しい海なんですが、2月中旬から3月上旬(その年によって変動)になると、今までが嘘だったかのように別な表情に変化します。

波の音は静まりかえり、代わりに、流氷鳴き(りゅうひょうなき)と言う『キーキー』ときしむような音とともに、陸と海の境目が分からなくなるほど一面が真っ白に包まれるのです。

今回は、そんな流氷が一体いつ、どこで作られ、どこから、どのように流れてくるのかに着目してご説明します。

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流氷の街網走って?

北海道の東にある、オホーツク海に面した人口約4万人、真夏の最高気温は35度、真冬の最低気温は-29度になったこともある、とても寒暖の差の激しい街なんですよ。

その地名は意外と知られていることが多く、次に挙げる言葉や場所は、聞いたことのある方もいるのではないでしょうか?

網走番外地』『網走刑務所』『網走監獄

『網走番外地』は、あのベテラン俳優・高倉健さん主演映画の代表作の一つですよね!

そのロケに使われた刑務所は博物館として今も保存されていて、年間を通して多くの観光客が訪れています。

そんな網走の街を紹介するにあたって、絶対に外せないのが、冬の使者流氷です。
 
こちらはみなさんも、流氷初日や流氷接岸、もしかしたら、流氷砕氷船と言ったフレーズでニュースなどから、耳にする機会があるかもしれませんね?

いつ作られて?どうやって流れてくるの?

いつ作られて?どうやって流れてくるの?

そんな流氷ができる条件は大きく分けて3つあります。

流氷ができる条件とは?

  1. 網走から北に約1,000kmにあるアムール川(世界第8位の長さ)によって海水の塩分濃度が薄められる。
  2. その川の水によって薄められた海水は千島列島、カムチャツカ半島、ユーラシア大陸、サハリンなどに囲まれているオホーツク海の上層50mを漂う。
  3. その海水が、シベリアの厳しい寒気(-40℃)によって急激に冷やされる。

この3つの条件が揃って初めて、流氷は作られるのです。

条件の揃った海水は、11月頃にまず薄い海氷からスタートします!

その海氷が風によって流され、海が開き、また海氷ができるというルーティーンを繰り返しながら徐々に厚く、大きくなっていくのです。

そうして出来上がるのが流氷です!

毎年1月から3月にオホーツク海一面を埋め尽くします。

どこからやってくるの?

ロシアのオホーツク市・マガダン市沿岸(オホーツク海の最北の地)から東樺太海流に乗って、サハリンの東岸に沿って毎秒約30センチのスピードで南下してきます。

通常は、数メートルから数キロの長さで、くっついたり離れたりを繰り返しながら海流と風によって行ったり来たりを繰り返しながら漂流します。

寒さが厳しい年は、数十キロの長さになって漂うこともあるんですよ!

まとめ

流氷の街網走は、氷の接岸とともにその氷の上を冷たい北風が吹き、本格的な冬の到来を迎えます。

千島列島、カムチャツカ半島、ユーラシア大陸、サハリンなどに囲まれているオホーツク海は、その特殊な地形と、アムール川や、シベリアの寒気などの条件が整ってから、3、4カ月の時間をかけ徐々に大きくなりながら、ロシア極東から毎年1月から3月頃に、流氷の街網走に漂流してきます。

約1,000キロの距離を、ゆっくり時間をかけて漂流してくるって、なんだか神秘的ですよね!

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